OBD 故障診断 (1)

E46 の時は、持病(?)があったため、OBD 故障診断ツールを使用していました。

 

現象はどういうものかというと、寒い日の最初のエンジン始動時、アイドリングが途中から不調になるといった事象で、一度エンジンを切って再始動すると、何事もなかったかのようにきれいにアイドリングしてしまう、といったものです。

 

昨今のクルマは、全て故障診断機を使って修理を行うのですが、BMW の場合は GT1 というツールを使って故障診断を行っているようです。上記不具合は複数ディーラーで修理を依頼しましたが、いずれも完治せず、 GT1 診断機の結果は、決まって 4 番シリンダーのミスファイヤが記録されている、といったものでした。

 

冬になるとこの不具合が気になり、何度もディーラーに修理に出しましたが修理費用(というか故障診断費用)を取られるだけで直らないため、DIY で故障診断が出来ないか調べたところ、OBD 故障診断機というものがあることを知り、carsoftbmw 6.5 という診断機を導入しました。

 

この診断機を使うと 4 番シリンダーのミスファイヤのログが見られることと、その故障ログを消去することによって、エンジンが正常にアイドリングすることが確認できました。

 

ただし、根本原因への対処には至らなかったため、修理は出来ませんでした。